アファメーションの相談を受けると、こんな声によく出会います。
いい言葉のはずなのに、唱えるほど胸が苦しくなっていきます。
その苦しさを「続けられない自分が弱いのかもしれない」と、責めてしまう方は少なくありません。
引き寄せ研究所です。
先に答えをお伝えすると、それは意味がないからでも心が弱いからでもなく、本心と違う言葉に、あなたの心が正直に反応してくれている証拠です。
唱えるほど苦しいのは、心が「そんなことない」と言い返しているから
言葉は、心の中を素通りしてはくれません。
「私は豊かだ」と唱えた瞬間、心の奥は、今の自分とその言葉を照らし合わせます。
そこにズレがあるほど、心は小さく「そんなことない」と言い返してきます。
言えば言うほど虚しくなるのは、あなたの心が、嘘に気づけるほど正直だからです。
逆効果だったのでも、意味がなかったのでもなく、言葉のほうが今のあなたに合っていなかったのですね。
涙が出るのは、ずっと言えなかった気持ちが出口を見つけたから
唱えている途中で声が詰まったり、涙が止まらなくなる方がいます。
こうした涙は、昔から「浄化の涙」とも言われてきました。
ふたをして見ないようにしてきた本当の感情が、言葉に触れて動き出したのですね。
ですから、その涙は失敗の証ではありません。
やっと出口を見つけた気持ちが、あなたに気づいてほしくて出てきただけなのです。
涙が溢れた夜は、無理に続けなくて大丈夫ですよ。
言葉を注ぎ足す前に、器の中の気持ちを聞いてあげる
では、どうすれば言葉と苦しくならずに付き合えるのでしょうか?
心を器にたとえるなら、あなたの器はもう、言えなかった気持ちでいっぱいです。
満ちた器に、外から立派な言葉をどれだけ注いでも、あふれてしまいます。
苦しさは、唱え方が足りなかったからではなく、器がもう満ちていたからなのですね。
だから先にするのは、もっと強く唱えることではありません。
「本当は不安だったね」と、今の気持ちをそのまま認めてあげることです。
不思議なもので、認めてもらえた気持ちは、少しずつ引いていくと言われています。
器に余白が生まれてはじめて、言葉はすっと沁み込んでいきます。
外側の言葉を積み上げるほど遠ざかり、内側の器が満ちるほど、願いは近づいてくるのです。
言葉は、今の自分に嘘をつかなくていい高さまで、そっと下ろしてあげてください。
たとえば「私は豊かだ」が苦しいなら、「私は豊かになっていい」に変えてみてください。
同じ願いでも、許可の形にすると、言葉は本心とケンカせずにすみます。
もし、まわりの明るい言葉に触れるほど疲れてしまうなら、波動が高い人と一緒にいると疲れるのはなぜ?も続けて読んでみてください。
明日の朝、どんな言葉から始めるのか——その小さな続きは、夜のお便りでお話ししています。
今夜はもう、唱えるのをお休みして、ゆっくり休んでくださいね。



